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唯脳論

養老孟司【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青土社
発売年月日 1989/09/25
JAN 9784791750368

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商品レビュー

3.7

12件のお客様レビュー

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2022/07/22

神田神保町にある古本屋の明倫館書店で、大学2年生くらいの頃に買った本。当時は読んでもよくわからなかったが、四半世紀以上たった今読むと、少し理解ができるようになった。再読なので、所々昔読んだ記憶が残っていて、興味深かったことを思い出しながら読んだ本です。 脳の機能である心や言語など...

神田神保町にある古本屋の明倫館書店で、大学2年生くらいの頃に買った本。当時は読んでもよくわからなかったが、四半世紀以上たった今読むと、少し理解ができるようになった。再読なので、所々昔読んだ記憶が残っていて、興味深かったことを思い出しながら読んだ本です。 脳の機能である心や言語などを著者の言葉というメスを使って取り扱っています。 古い本なので、脳に対する科学的な知見については、今と少し変わっているが、著者の哲学的な脳の機能の理解をしようとする試みはとても面白かったです。

Posted by ブクログ

2017/05/29

池田某でよくよくでてきたものだが、どういうわけか忘れていて、ワゴンセールで見かけて思い出す。 ものとしての脳であり、ものではない脳。機能と構造を止揚した存在。考えているこの存在を「脳」と言っただけのこと。このひとは、「わたし」ではなく「脳」と言うのである。 機能と構造の止揚を「連...

池田某でよくよくでてきたものだが、どういうわけか忘れていて、ワゴンセールで見かけて思い出す。 ものとしての脳であり、ものではない脳。機能と構造を止揚した存在。考えているこの存在を「脳」と言っただけのこと。このひとは、「わたし」ではなく「脳」と言うのである。 機能と構造の止揚を「連合」と呼ぶこと自体は確かにもう古いかもしれない。今はそれを「システム」と呼ぶのかもしれない。けれども考えていることにはもう何千年も前から進歩などなかった。「脳」であるところの「わたし」が変わっていないのだから、その考え方も何にも変わっていないのである。 この「脳みそ」を物質として考えることもまた、「脳」の働きなのである。二元論とは、同じものの裏表を見ているだけであって、分け方の問題でしかない。では分けるのは一体何か、この脳であるところの「わたし」でしかない。とするならば、このわたしは一体別れた存在なのか。主語をいちいち述べる必要のない日本語という言語はこういう時に非常に役に立つ。 それにしてもこの筆者は、解剖学というものをどうしてここまで続けてこられたのか。死体を刻むのが倫理的にどうとかそういう話ではなくて、単純に気持ち悪いと感じなかったのだろうか。中身をむき出しにする時、メスを入れて取り出す時、その手触りに妙なリアルさを感じたのではないか。目の前のこれは死んでいる、でも今手にしているこの臓物は「死んでいない」。死体ではあるが、生きているものを手に取って眺めているのである。彼が最後に身体の反逆について述べるのは、こういう実体験に基づくリアルな実感なんだと思う。脳は自分自身のことしか知らない。それがなんということか、この身体に宿っているのである。奇妙な事であり、また恐ろしい事態なのである。 さて、この著書からはや20年以上が経とうとしている。歳もずいぶん召されて、きっと身体の声がもっとよく聞けるようになっているかもしれない。唯脳論以後、どうなっているのだろうか…

Posted by ブクログ

2015/02/28

現代とは、要するに脳の時代である ヒトが人である所以は、シンボル活動にある ヒトの脳の機能も身体と同じく数万年変化していない ヒトの作り出すものは、ヒトの脳の投射である 脳は物質的存在で心は脳の機能、心臓という物と循環という機能の関係と同じ 子供に英会話を教えるなら、マ...

現代とは、要するに脳の時代である ヒトが人である所以は、シンボル活動にある ヒトの脳の機能も身体と同じく数万年変化していない ヒトの作り出すものは、ヒトの脳の投射である 脳は物質的存在で心は脳の機能、心臓という物と循環という機能の関係と同じ 子供に英会話を教えるなら、マイン、モア、パパの3語で十分 計算は脳の進化過程ではもっとも遅く出現した能力 皮質でのカナと漢字の処理部位が違う可能性がある 野口体操(コンニャク体操) 唯脳論は基本的には解剖学である

Posted by ブクログ

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