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幽霊たち

ポールオースター【著】, 柴田元幸【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1989/07/20
JAN 9784105217013

幽霊たち

¥220

商品レビュー

3.9

10件のお客様レビュー

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2010/05/28

ミステリ仕立てですが…

ミステリ仕立てですがモダニズムな感触。ミステリ「仕立て」というのは、主人公が探偵で、彼が依頼を受けるのが話の発端だからです。しかし謎は深まるばかりで解決はしません。起承転結が無い話は気持ち悪いと言う人には向かないと思います。個人的には話の持つ雰囲気が好きです。不気味でスリリングで...

ミステリ仕立てですがモダニズムな感触。ミステリ「仕立て」というのは、主人公が探偵で、彼が依頼を受けるのが話の発端だからです。しかし謎は深まるばかりで解決はしません。起承転結が無い話は気持ち悪いと言う人には向かないと思います。個人的には話の持つ雰囲気が好きです。不気味でスリリングで空虚で哲学的。その割りにキャラクターの一人一人が個性的であるのも面白いところです。

文庫OFF

2010/05/28

「どこでもない場所」…

「どこでもない場所」で「誰でもない人間」になっていく。まさしくあとがきのこの言葉がぴったり当てはまる小説。探偵小説ではあるのに、はて、何か事件が起こるかといえばそうでもなく退屈である。なのに何故か息詰まる。

文庫OFF

2010/05/28

私立探偵ブルーがホワ…

私立探偵ブルーがホワイトから依頼された仕事はブラックという男を見張ること。見張っていても何も起こらないという状況の中でブルーはホワイトやブルーの目的を妄想し、不安に駆られていく。このわかりにくい話のテーマは『不安』。ブルー、ホワイト、ブラックそれぞれの不安。それは第3者には関係の...

私立探偵ブルーがホワイトから依頼された仕事はブラックという男を見張ること。見張っていても何も起こらないという状況の中でブルーはホワイトやブルーの目的を妄想し、不安に駆られていく。このわかりにくい話のテーマは『不安』。ブルー、ホワイト、ブラックそれぞれの不安。それは第3者には関係のない本人だけの問題だったはずなのに。どうどう巡りの揚句に読者の心の中に不安の種が植え付けられて話は終わる。

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