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群棲 講談社文芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1988/02/10 |
JAN | 9784061960053 |
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群棲
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
通路を挟んだ4軒1画の日常を12個に切り分けた連作形式だが、来客側の話など効果的に外からの視点が入り面白い。 “ドラマなきドラマ”と作者もあとがきで述べている通り特に構築的な展開はないが、当時の区画整理された住宅街の、干渉し合うねっとりした空気がよく描かれていて楽しめた。
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一軒くらい平穏な家族があったっていいじゃないかと思う。 連作集であるがひとつひとつの短編として読んだときには家族の中に潜む不穏というところで終われる。しかしこれが連作集であることで各家族のその後が否おうにも見えてしまい、都市居住者というのはこんなに家庭が崩壊しているのにもかかわらずそこで暮らさなくてはならないというあてどない闇を見てしまった気がする。明るい不穏で終わらせてくれないところにこの話のメッセージ性や作者の意図がつまってるのだろうなと思った。 これが現実か.....うう。
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いつかどこかで闇がぱっかり口を開け、襲いかかってくるんじゃないかと思ったけど、そんなことはなかった。 しかし、じっと何かに見られているようで居心地が悪い。つい行ったり来たりを繰り返し、たどり着いたところにもまだ道は長く続いていて、歩かなければならない。
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