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花闇

皆川博子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社
発売年月日 1987/08/25
JAN 9784120016028

花闇

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商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2017/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

皆川先生、お見事。1987年の作品だから、先生57歳。 ストーリー自体は「女形の歯」なり「狂乱廿四孝」なりで知られているところから出ないんだけど。 相政に傾く田之助、新七に新作をねだる田之助、足から腐っていく田之助…。描写の妙が田之助の絢爛かつ凄絶かつ妖艶のニンとバッチリ。 舞台は江戸晩年から明治初頭。団菊左の前の時代。(9代目も左團次も田之助にボロクソ言われてますw) しかし、寿命が違うとは言え、当時の芝居小屋を支えた座元や役者達の若いこと。今日びの歌舞伎役者は下手すると40前でも若手扱いなのになあ。 個人的には、三すじと芳年の不思議な交流をもうちょっと書き込んで欲しかったな。火事場見物の浮つきの中での出会い、付かず離れずの親交…いずれも小粒ながら効いてる。 あ、でも、田之助の義足を準備したのがヘボン博士とは知らんかった。

Posted by ブクログ

2011/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

個人的にフォントが好きだった。文庫版を読めばもうちょい早く読めたかなと今更後悔。 水銀、地震、舞台裏、その他諸々。一人の役者の人生とか、その他ドロドロとした事情とか、をんなというイキモノの愚かさとか、そんなこんな、狂死した田之助は果たして、なにをおしえてくれたのでしょう。

Posted by ブクログ

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