1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 児童書

ちびっこ吸血鬼はミステリーがおすき ちびっこ吸血鬼シリーズ1

アンゲラゾンマー・ボーデンブルク【作】, 川西芙沙【訳】, ひらいたかこ【絵】

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥1,078

¥550 定価より528円(48%)おトク

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 くもん出版
発売年月日 1987/02/26
JAN 9784875763185

ちびっこ吸血鬼はミステリーがおすき

¥550

商品レビュー

4.2

5件のお客様レビュー

レビューを投稿

2014/09/02

子供の頃読んだ時より、面白く感じた。 ひらいたかこさんの絵がとても魅力的で、 図書館でジャケ買いならぬジャケ読みを していたシリーズ。 アントンが等身大の子供で好感が持てる。 当時、リュディガーやルンピをひどいやつだと 思ったけど、いま読んでもやっぱりワガママな 少年たちで面白か...

子供の頃読んだ時より、面白く感じた。 ひらいたかこさんの絵がとても魅力的で、 図書館でジャケ買いならぬジャケ読みを していたシリーズ。 アントンが等身大の子供で好感が持てる。 当時、リュディガーやルンピをひどいやつだと 思ったけど、いま読んでもやっぱりワガママな 少年たちで面白かった。 吸血鬼と人間の価値観のちがいやズレが面白い。 ダレン・シャンのようなスケール感はないけれど、日常ものファンタジーとして秀逸な作品。 公文出版はこの旧版、リトルバンパイアのタイトルでだしている新版ともに途中で出版を打ち切っていて、出版社としてどうかと思う。 新版の副題や装丁の改悪が酷いのであえて 旧版を購入。

Posted by ブクログ

2012/05/17

小学生のころに公文教室で出会い、週1冊くらいのペースで読みふけりました。何年間も読んでいませんでしたがどうしてもまた読みたくなり購入。 のちに『リトルバンパイア』シリーズとして再出版されていたんですね。もとのサブタイトルも好きだっただけに、そちらの改題は少々残念。

Posted by ブクログ

2006/11/02

今回はシリーズの総評などを。 ちびっこ吸血鬼に出会ったのは小学校中学年です。通ってた公文式の文庫に『ちびっこ〜』シリーズが入っていたのでした。ストーリーは勿論ですが、細かな世界観が、とても子ども心の琴線に響いたのを覚えています。 例えばこの本の中には、共同墓地、かび臭いマ...

今回はシリーズの総評などを。 ちびっこ吸血鬼に出会ったのは小学校中学年です。通ってた公文式の文庫に『ちびっこ〜』シリーズが入っていたのでした。ストーリーは勿論ですが、細かな世界観が、とても子ども心の琴線に響いたのを覚えています。 例えばこの本の中には、共同墓地、かび臭いマントに棺おけ、チクチクする厚手のタイツ…など、子どもだったらワクワクしてしまうような要素が満載です。 またリュディガー、オルガ、ドロテーおばさんなど、名前の響きが可愛かったのも魅力のひとつでした。 挿絵は、ひらいたかこさん。 児童書にしては漫画っぽくて可愛らしい絵柄なのに、どこか顔色が悪いような…ジメジメとした怖い印象が強かったです。今、本が手元にあるのですが、実際に顔色が悪く描かれている訳ではありません。だのに、私は顔に緑とか青色が入っているような絵だと思っていました。きっと絵、文章から発せられる独特の雰囲気からそう思わされていたのでしょう。 このような絵から与えられる「可愛さ&ジメジメ感」は、作品のアントンが感じている「吸血鬼だけどトモダチ。…でも怖い」という感覚を引き立てているのではないでしょうか。 大人になってこの本を読み返して、ストーリーの絶妙さに感じ入りました。 まずは、子どもの視点の日常で描かれているなぁ…、という事に。例えば「ひっこしそうどう」などに見られる、母さんに隠れて夜、外に出る苦労とか。凄く具体的に親の目をすりぬける方法とか心情を描いていて、ドキドキすると同時に「こんな事もあったっけなぁ」なんて思いました^^ そしてそれにも関係するんだけど、子どもが聖人化されていない描写だなぁ…とも思いました。私が子どもの頃読んだ児童書には、子どもがスーパーマンやヒーローになって正義の見方の論理をふりかざす話も多いんだけど、この話の中の子どもたちははそういう風には描かれていません。 リュディガーとの関係では、トモダチなんだけどいつもワガママ振り回されていてちょっと不満だったり、ルンピや両親と板ばさみにならなきゃいけないツラさも分かってよ!って思っています (リュディガーのワガママも「理由のあるワガママ」ではなく、本当にワガママなのです。そこが逆に子どもらしくて面白い)。 アンナに対しても、好きなんだけど「オトコノコ」として振る舞わなきゃいけないのがメンドクサイとか、吸血鬼になっていく「成長」をふとした瞬間に見せ付けられてしまって「怖い」と思ったり…そういう気持ちを持ってる。 単純に「吸血鬼だけどトモダチなんだ!」とならなくて、トモダチを巡る葛藤が物語を通してある…というのは、とても面白いです。 トモダチだけど吸血鬼。怖いケ、ドトモダチ…。 そういう「等身大さ」を持っている主人公・アントンが、吸血鬼という「異質なもの」と交流をしていく…という所が、物語の深みにもなっているんじゃないかなぁ、と思いました。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品