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紙のライオン
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紙のライオン
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商品レビュー
3.8
8件のお客様レビュー
深夜特急で著者の本を…
深夜特急で著者の本を読むようになったが、この本はそんな著者の書き方についてを記したものだろう。
文庫OFF
ノンフィクション作家として常に方法論を真摯に模索し、清新な作品で評判を呼んできた著者が、なぜ書くのか、体験的取材論、ニュージャーナリズム等について率直に語るエッセイ。
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著者紹介によると、沢木耕太郎は“ノンフィクション作家”らしい。が、本作を読み進めると“ルポライター”なのだろうと感じる。 細かい違いは不明なので、感覚的にということなのだが。 ボクサー、詐欺師、政治家、歌手、様々な人間と彼らの暮らす場所、生き様。それをどうやって理解し、どう描く...
著者紹介によると、沢木耕太郎は“ノンフィクション作家”らしい。が、本作を読み進めると“ルポライター”なのだろうと感じる。 細かい違いは不明なので、感覚的にということなのだが。 ボクサー、詐欺師、政治家、歌手、様々な人間と彼らの暮らす場所、生き様。それをどうやって理解し、どう描くか。本当に《嘘》ではないルポルタージュが書けているのか。“わかったような解釈”を振りかざしているだけではないのか。 徹底取材を元にしたリアルなエピソード、切り詰められ過不足のない筆致、読者を引き込むレポートの裏で、沢木がいかに苦悩しているかが垣間見えた。 これからはもう少し筆者の《視点》を意識しながらノンフィクションを読みたいと思った。
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