1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

プラトン全集(1) エウテュプロン・ソクラテスの弁明・クリトン・パイドン

プラトン【著】, 今林万里子, 田中美知太郎, 松永雄二【訳】

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥5,280

¥3,960 定価より1,320円(25%)おトク

獲得ポイント36P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2005/01/25
JAN 9784000904117

プラトン全集(1)

¥3,960

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2015/09/11

エウテュプロン。 これ短編だけれども、よく引用される。 神に愛されるから敬虔なのか、敬虔だから愛されるのか、という箇所。 初期のプラトンでは、さまざまな徳について「~とは何か?」と問うことが多い。その1つとして《敬虔》が挙げられているが、 中期になると徳は四徳(正義・知恵・勇気...

エウテュプロン。 これ短編だけれども、よく引用される。 神に愛されるから敬虔なのか、敬虔だから愛されるのか、という箇所。 初期のプラトンでは、さまざまな徳について「~とは何か?」と問うことが多い。その1つとして《敬虔》が挙げられているが、 中期になると徳は四徳(正義・知恵・勇気・節制)にまとめあげられてきて、《敬虔》は、《正義》の中にまざりこんでしまう。 確かに、その萌芽はこの対話篇にも現れている。 エウテュプロンが敬虔とは何かを答えられないのをみて、 ソクラテスは助け舟を出す。 敬虔って正しいもののなかのものなんじゃない?と。

Posted by ブクログ

2013/06/11

『エウテュプロン』に関しては『プラトン全集』にしか載ってないので、『エウテュプロン』についてのレビューを書かせていただきます。 エウテュプロンがソクラテスに「敬虔とは何か」というテーマについて対話をしていきます。 「敬虔」というと宗教を持っていない私たちにとっては分かりづらいテー...

『エウテュプロン』に関しては『プラトン全集』にしか載ってないので、『エウテュプロン』についてのレビューを書かせていただきます。 エウテュプロンがソクラテスに「敬虔とは何か」というテーマについて対話をしていきます。 「敬虔」というと宗教を持っていない私たちにとっては分かりづらいテーマですね。 何かが生じたりするのは、それを生じさせる働きが表裏一体のようにくっついているが、敬虔について…神神に対する態度はまた不思議な話になってくる。 〈敬虔なもの〉というのは神神に嘉納されるものであるけれどもしかし神神にとって有益なものでも、神神に愛されるものか? 〈敬虔なもの〉というのは〈神神に愛されるもの〉であるということになるようだ。 20節で直ぐによめますがなかなか深い対話です。 最後にまた「われわれは最初からもう一度、敬虔とは何であるかを考察しなければならない」とくくっているあたりがアポリアですね。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品