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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 偕成社 |
発売年月日 | 1986/05/01 |
JAN | 9784036513802 |
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少女ポリアンナ
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少女ポリアンナ
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商品レビュー
4.7
11件のお客様レビュー
子供の頃に読んでの再読。私が子供の頃に読んだ本は「少女パレアナ」でした。そのあとで「ポリアンナ」のほうが発音が原語に近いと知ったのですが、あの厳格な「パレーおばさん」が「ポリーおばさん」だったらまるでオウムのようではないか!?と思っていました 笑。実際に「ポリーおばさん/ミス・ポ...
子供の頃に読んでの再読。私が子供の頃に読んだ本は「少女パレアナ」でした。そのあとで「ポリアンナ」のほうが発音が原語に近いと知ったのですが、あの厳格な「パレーおばさん」が「ポリーおばさん」だったらまるでオウムのようではないか!?と思っていました 笑。実際に「ポリーおばさん/ミス・ポリー」で読んでも別に違和感はなかったんですけどね 笑 両親を亡くした少女ポリアンナが、ポリーおばさんに引き取られ、厳格なポリーおばさんだけでなく街中の人々に人生の楽しみを思い出させ、心を明るく優しく変えてゆくお話。 ポリアンナの母のジェニーは、資産家からの求婚を断り駆け落ち同然で貧しい牧師のジョンと結婚しますが、ポリアンナがまだ小さい頃に亡くなります。 牧師ジョンは、自分や人々の悲しみや貧しさに心を痛めて聖書を開きます。すると聖書には『よろこび』『よろこべ』という言葉が八百もあることに気がついたのです!神様がわざわざ八百回もよろこべというのだから、人間は喜ばなければいけない、どんな悩みがあってもそのなかに『よろこび』を見出して生きよう。 そこでジョンとポリアンナは<うれしくなるゲーム>を始めます。怪我をしたら、治ったらできることがすばらしいって考えよう。いらない松葉杖をもらったら、自分の元気な足のことをよろこぼう。 ポリアンナがとにかく明るくかわいい。ポリアンナはこの<うれしくなるゲーム>を町中の人に伝えてゆくのですが、おとなになって読み返すと、ポリアンナの無邪気のなかにも悲しさが見え隠れするんですよ。自分には無いものを「もっと悪いことよりも良いと考えよう」というように。そもそも足りないもの、悲しいいことがたくさんあるからこそ、このゲームを始めたということも読み取れますしね。 ポリアンナと知り合った登場人物たちの変化は、読者としても明るい気持ちになります。 ポリアンナを引き取ったポリーおばさん(ミス・ポリー=ハリントン)は、姉のジェニーが駆け落ち同様に家を出てからは、人生の楽しみも喜びも捨て去り、厳格で「義務」を遂行することを第一として生きています。しかしポリーおばさんには昔の人たちは知っている悲しい終わりになった恋の話があったのです。 資産家ペンドルトンさんは、一人暮らしで頑固で愛想が悪いのですが、道で会えば必ず声をかけてくるポリアンナに心を開き、大切な思いを告げるようになります。 ペンドルトンさんの友達で、医師のチルトン先生にも悲しい昔の話がありました。素直になればいいのにお互いの意地と医師のプライドと…大人って難しい 笑 孤児ジミーは、「家がほしい。家族がほしい」と孤児院を抜け出してポリアンナと知り合います。家庭を持てるなら家の仕事だってするし行儀よくするしいい子になるよ!という芯の良い子です。このジミーの家庭探しを教会の集まりに頼みに行くのですが、教会では今援助を必要としている目の前の人よりも、寄付したことにより名前が上がる遠くの国への援助を優先させようする様子も見えます。 病気で気難しくなってしまったスノー夫人は、どんなにへそ曲がりなことを言っても叶えようとするポリアンナの明るさに心を開きます。 フォード牧師は、教区の人々の教会への態度に悩んでいます。多少は厳しい説教も必要だろうか、と思ったときにポリアンナに「よろこびの句」を聞くのです。 最初から真っ直ぐな気持ちがありポリアンナの味方なのは、ポリーおばさんのお屋敷の女中ナンシー、庭師で過去を知るトムじいやと息子のティモシーです。彼らがポリアンナに寄り添う姿はとても気持ちが良いです。 人を変えるのは、その人を思う真っ直ぐな気持ち。自分を変えるのは、何事も良い面を見ようという気持ち。心の持ちようによりみんなが幸せになり、人を思う人は人からも思われるという気持ちの良いお話です。
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両親を亡くして気むずかしい叔母さんのもとに引き取られるポリアンナ。ポリアンナはどんなに辛くても「嬉しい」ことを見つける天才。その「嬉しい探し」ゲームはまわりにも広がってみんなの心を変えていく。 そうせざるを得なかったポリアンナを思うと健気で切ない。でも自分の考え方や受け取り方、ど...
両親を亡くして気むずかしい叔母さんのもとに引き取られるポリアンナ。ポリアンナはどんなに辛くても「嬉しい」ことを見つける天才。その「嬉しい探し」ゲームはまわりにも広がってみんなの心を変えていく。 そうせざるを得なかったポリアンナを思うと健気で切ない。でも自分の考え方や受け取り方、どの側面を見るかで物事は変わるんだ。しんどいけどね。
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私が本を読むきっかけとなった児童書です。 前向きに物事を考えて人生起きていく、ポリアンナのお話です。 そういう風に物事を考えていくといいのかぁ!という指標になります。 自己啓発本など知らなかった当時の 小さな私が引き込まれた1冊です。
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