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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞社 |
発売年月日 | 1993/02/01 |
JAN | 9784022607485 |
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天の涯まで(文庫版)(下)
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天の涯まで(文庫版)(下)
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
巻末に、作品中の史実と異なる創作部分がどこかを明かされているので、これまでに読んできた物語の主人公であるユーゼフが実際はどんな人だったのかわからなくなる一方で、歴史を愛する創作者としての誠実さを感じた。 ユーゼフがどんな人かわからなくなったとはいえ、この物語の真の主人公は、滅亡に...
巻末に、作品中の史実と異なる創作部分がどこかを明かされているので、これまでに読んできた物語の主人公であるユーゼフが実際はどんな人だったのかわからなくなる一方で、歴史を愛する創作者としての誠実さを感じた。 ユーゼフがどんな人かわからなくなったとはいえ、この物語の真の主人公は、滅亡に向かうポーランドという国だったということなんだろう。 この作品の完結後、120年間かけてポーランドの人々は祖国を復活させた。その抵抗の歴史もとても気になる。
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池田理代子はベルばら以来、実在の人物を主人公にした歴史物を手がけているが、本作はいささか創作部分が多いせいか、ロマンスの方が強調されがちで、祖国復興を掲げるユーゼフの気質がいまいち分かりづらい。革命家肌のタデシコではなく、王族出身者を据えた華やかな人物が地下組織に関わるに当たって...
池田理代子はベルばら以来、実在の人物を主人公にした歴史物を手がけているが、本作はいささか創作部分が多いせいか、ロマンスの方が強調されがちで、祖国復興を掲げるユーゼフの気質がいまいち分かりづらい。革命家肌のタデシコではなく、王族出身者を据えた華やかな人物が地下組織に関わるに当たっての不自然さは、彼なりの生い立ちや考えをもっと反映させればよかったかも。 継母や義弟との対立というのも女性の好みそうなどろどろした家族愛憎劇だが、あまり彼の政治的立ち位置に反映されていないような。「エカテリーナ」以降、画力が落ちたというか作風が変わったせいで読みづらい。 登場人物の人間関係も図などを挿入してわかりやすくすべきだったと思う。カタカナばかりの名前がどんどん出てきても判別しづらい。あと、キャラの顔が均質であるように感ずる。
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ポーランドの歴史というのは、やっぱり、身近ではないなぁと。 でも、これを読んでいる最中に、クリミアのロシア編入があったりして、多分、あのあたりなんだろうなぁと……。 大国の間、特にイデオロギーや文化が違う大国の間にある国というのは、過去の話ではないのだなぁとしみじみ思います。 ...
ポーランドの歴史というのは、やっぱり、身近ではないなぁと。 でも、これを読んでいる最中に、クリミアのロシア編入があったりして、多分、あのあたりなんだろうなぁと……。 大国の間、特にイデオロギーや文化が違う大国の間にある国というのは、過去の話ではないのだなぁとしみじみ思います。 物語としては、やっぱり、ものすごく省略して作られている感じがしてしまいます。ダイジェクトを読んでいる感じですねぇ。
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